あいづCAP徒然記

2019年9月12日木曜日

2018ドコモ助成「避難児童生徒の不安を勇気に変えるCAPワークショップ実施事業」が終了

2018年9月1日~2019年8月31日にかけて、福島県内で20回のCAPワークショップを実施しました。
ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
【実施施設及びご協力いただいた団体】石神第二小学校(南相馬市)、かしま学童クラブ(いわき市)、新日本婦人の会南相馬支部、瀬川小学校(田村市)、四倉児童クラブ(いわき市)、冨田西小学校(郡山市)、青空保育たけの子(福島市)、郡山市ファミリーサポートセンター、あおぞらこども園(楢葉町)、新おおぞらの夢(福島市)、青葉学園(福島市)、NPO法人ココネット・マム(郡山市)、子育てネットワークぽけっと(会津美里町)、まるみつ☆ひかり保育園(郡山市)、非営利団体KAKECOMI(白河市)


2019年1月24日木曜日

ドコモ市民活動団体助成事業で一人ひとりが輝ける社会に

2019年がスタートしました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年9月より通常の活動に加え、ドコモ市民活動団体助成事業に取り組んでいます。
事業名は「避難児童生徒の不安を勇気に変えるCAPワークショップ実施事業」です。
震災から間もなく8年。
子どもたちを取り巻く環境はどうなっているでしょうか?
福島県のいじめや虐待相談対応件数は増加しています。
不安やストレスが増大しているのでしょうか?
問題解決のためにはよりよい環境(人と人とがエンパワメントしあう関係)をつくることが必要です。
この事業で「安心・自信・自由」をキーワードに、互いの人権を尊重し、
一人ひとりが輝ける社会(学校・家庭・地域)を目指したいと思います。


2014年2月19日水曜日

児童養護施設でのプレワーク

2月8・9・11日の3日間、会津児童園でプレ(幼児)、ベーシック(小学生)、ティーン(中高生)のワークショップを実施しました。写真はプレ2日目の人形劇の様子。子どもたちは劇を食い入るように見ていますが、人形劇はさらに興味深々。楽しい3日間でした。

新しいお人形が大活躍

2014年1月16日木曜日

お人形ができました!

2014年がスタートしました。


新年最初の例会で。
昨年は中学生プログラムに力を注いだ一年でした。
新年は児童養護施設プログラムでスタートします。
子どもたちが安心・自信・自由を奪われることなく、また投げ出すことなく生きてくれることを願って、CAPの活動をコツコツと進めていこうと思っています。
本年もよろしくお願いします。

さて、就学前プログラム2日目に使う5体の人形が完成しました。

左からおばあちゃん、お母さん、男の子、女の子、知らない人

2013年9月9日月曜日

子どもが話す理由

中学生プログラム2日目が終了した。

今日のテーマは体罰・ジェンダー・性暴力・ピアサポートとピアプレッシャー・・・
90分の中で子どもたちと、たくさんのやりとりをする。

子どもたちは、寸劇を見て、感じ、考え、表現する。

「このワークショップでは、どんな意見も尊重される」
「正しい意見や間違っている意見はない」
「ひとりひとり違った感じ方や考えがあって当然だから」
この確認があるから安心して話せるのだと思う。
















そしてCAPは、すべての発言を板書する努力をする。そのことが子どもたちを
受け止めることになるから。はにかみながら言葉を絞り出した子も、きっぱりと
言い切った子も、言葉にできなかった子も、どの子も愛おしい。

おとなになっても安心・自信・自由を忘れないでほしい。






2013年9月7日土曜日

中学生プログラム1日目を終えて

昨日、中学生プログラム1日目を終えた。今回も新潟や県内のCAPグループに応援を頼んだ。1年生4クラス。クラス単位なので3人ひと組のグループで2クラスずつ担当し、子どもたちとのワークショップを楽しんだ。本当に楽しかった。

CAPは子どもへの暴力防止プログラム。
子どもたちが暴力に遭ったら何ができるかを一緒に考えるプログラムだから、
子どもたちにたくさんの質問をする。

暴力ってなんだろう?
もし、自分の身にこんなことが起きたら何ができる?
子どもが嫌なことをされているのを見たら、どうする?
いじめを止めるには?

CAPの投げかけに、楽しみながらも真剣に考え方法を見つける子どもたちの姿に
毎回、私たちの方がパワーをもらう。

「子どもたちには力がある」 そう実感するときだ。

来週の2日目のワークが待ち遠しい。

2013年9月2日月曜日

フラッシュバック

今朝の「あまちゃん」は、311東日本大震災の場面だった。
この場面をどうするか・・・制作側はきっと時間をかけたに違いない。配慮や工夫が感じられたのでわかる。
だけど、ドキドキした。涙が出そうだった。これがフラッシュバックなのだろう。

CAPの打ち合わせの時、フラッシュバックを心配する教師や保護者から質問や意見をいただくことがある。「フラッシュバックを想定して寸劇はリアルにしません」「子どもたちが怖がらないように配慮・工夫がされています」と答えて安心していただくようにしている。

でも残念ながらフラッシュバックが絶対ないとは言えない。「絶対」はないから。
かと言って触れない、ないことにする・・というのもいかがなものか?

子どもの力を信じよう!