あいづCAP徒然記

2014年2月19日水曜日

児童養護施設でのプレワーク

2月8・9・11日の3日間、会津児童園でプレ(幼児)、ベーシック(小学生)、ティーン(中高生)のワークショップを実施しました。写真はプレ2日目の人形劇の様子。子どもたちは劇を食い入るように見ていますが、人形劇はさらに興味深々。楽しい3日間でした。

新しいお人形が大活躍

2014年1月16日木曜日

お人形ができました!

2014年がスタートしました。


新年最初の例会で。
昨年は中学生プログラムに力を注いだ一年でした。
新年は児童養護施設プログラムでスタートします。
子どもたちが安心・自信・自由を奪われることなく、また投げ出すことなく生きてくれることを願って、CAPの活動をコツコツと進めていこうと思っています。
本年もよろしくお願いします。

さて、就学前プログラム2日目に使う5体の人形が完成しました。

左からおばあちゃん、お母さん、男の子、女の子、知らない人

2013年9月9日月曜日

子どもが話す理由

中学生プログラム2日目が終了した。

今日のテーマは体罰・ジェンダー・性暴力・ピアサポートとピアプレッシャー・・・
90分の中で子どもたちと、たくさんのやりとりをする。

子どもたちは、寸劇を見て、感じ、考え、表現する。

「このワークショップでは、どんな意見も尊重される」
「正しい意見や間違っている意見はない」
「ひとりひとり違った感じ方や考えがあって当然だから」
この確認があるから安心して話せるのだと思う。
















そしてCAPは、すべての発言を板書する努力をする。そのことが子どもたちを
受け止めることになるから。はにかみながら言葉を絞り出した子も、きっぱりと
言い切った子も、言葉にできなかった子も、どの子も愛おしい。

おとなになっても安心・自信・自由を忘れないでほしい。






2013年9月7日土曜日

中学生プログラム1日目を終えて

昨日、中学生プログラム1日目を終えた。今回も新潟や県内のCAPグループに応援を頼んだ。1年生4クラス。クラス単位なので3人ひと組のグループで2クラスずつ担当し、子どもたちとのワークショップを楽しんだ。本当に楽しかった。

CAPは子どもへの暴力防止プログラム。
子どもたちが暴力に遭ったら何ができるかを一緒に考えるプログラムだから、
子どもたちにたくさんの質問をする。

暴力ってなんだろう?
もし、自分の身にこんなことが起きたら何ができる?
子どもが嫌なことをされているのを見たら、どうする?
いじめを止めるには?

CAPの投げかけに、楽しみながらも真剣に考え方法を見つける子どもたちの姿に
毎回、私たちの方がパワーをもらう。

「子どもたちには力がある」 そう実感するときだ。

来週の2日目のワークが待ち遠しい。

2013年9月2日月曜日

フラッシュバック

今朝の「あまちゃん」は、311東日本大震災の場面だった。
この場面をどうするか・・・制作側はきっと時間をかけたに違いない。配慮や工夫が感じられたのでわかる。
だけど、ドキドキした。涙が出そうだった。これがフラッシュバックなのだろう。

CAPの打ち合わせの時、フラッシュバックを心配する教師や保護者から質問や意見をいただくことがある。「フラッシュバックを想定して寸劇はリアルにしません」「子どもたちが怖がらないように配慮・工夫がされています」と答えて安心していただくようにしている。

でも残念ながらフラッシュバックが絶対ないとは言えない。「絶対」はないから。
かと言って触れない、ないことにする・・というのもいかがなものか?

子どもの力を信じよう!

2013年8月31日土曜日

違いを認めよう!話を聴こう!

会津若松市・こども家庭課主催、『児童虐待防止の理解を深めるための子育て講演会』に参加した。講師は大阪で子育て支援や発達障害児支援などさまざまな支援活動をしている辻由紀子さん。関西の方なので早口で、始めは付いて行けるかしら?と思ったが、わかりやすくて、語り口調がおもしろく、あっという間に2時間が過ぎた。

虐待をしている、これって虐待?、虐待をしてしまいそう・・・彼女のもとに多くの母親が助けを求めてやってくる。感じるのはコミュニケーション不足。
孤独、余裕のなさ、ジェンダーロール(社会が勝手に作り上げた女性役割)が母親たちを追い詰めていく。母親は料理ができてあたりまえ、家事ができてあたりまえ、子育てできてあたりまえ、できないとダメな母親というレッテルを貼られ、自信をなくしていくのだ。
その自信のなさや、悲しさ、寂しさ、辛さ、苦しさが、怒りとなって表面化する・・それが虐待、それが暴力。

話を聞きながら、ひとりひとり違っていいんだよ、違う意見を尊重しよう、あなたは大切な人、人の助けを借りていいんだよ、困っている人がいたら力になろう、あきらめないで・・・とCAPをたくさんの子どもたちに届けたいという気持ちが沸々と沸いてきた。

人の話を聴ける人になろう!増やそう!





2013年8月28日水曜日

全国学力テストとCAP

朝刊の1面に本県6教科平均以下と大きな見出し。

たった1回のテストによって出た数字(データ)が、そんなに重要なことなのだろうか?
データとしてどうか・・ということもあるし、そもそも学力って、そんなに大事なの?まぁ高いことに越したことはないだろうけど・・・、これがパッと見てまず思ったこと。

教育研究者・大田堯さんは映画「かすかな光へ」の中で、自分の戦争体験から、ジャングルの中で生活に根ざした知恵と力を身につけた農民兵や漁民兵と比べ、自分が学んできたことは何だったのか?と、自分の力のなさに愕然としたと語っている。

本文を読むと、今回の学力テストで出題されたのは東日本大震災と福島第一原発事故後の二年間に授業を受けた範囲。因果関係はわからないが少なからず影響があったことは否めないと書いてあった。

そう、個々の能力や教員の指導の在り方など、学力向上のために必要なことはいろいろあるけれど、一番大切なのは、子どもが伸び伸びと勉強できる環境があるかどうかだと思う。

環境・・・つまり日常生活が落ち着いていること。心配がないこと、目標や夢があること、さらに言えば未来に希望があること。

 CAPの考え方でいうと、学力向上に必要なのは、子どもたちに安心・自信・自由があること。この3つがなかったら本当の意味での学力向上は望めないと思う。

安心=心配なことがないこと。
自信=心やからだが強い。自信があれば、もっと勉強したいと思う。
自由=やりたいこと(目標や夢)を自分で選ぶ。選んだ結果も引き受ける。

「本県復興の担い手となる児童生徒の学力向上は極めて重要・・・教員の指導の在り方を改善・・・」と県教育長がコメントしていた。ぜひ、CAPにも目を向けてほしい。